カナダで留学生やワーキングホリデーとして生活している日本人の皆さん、処方箋薬が必要になったとき、どの薬局で薬を受け取るか迷ったことはありませんか?
今回は、カナダ内で安く薬を手に入れられるコストコ薬局(Costco Pharmacy)の利用方法をご紹介します。
※私が住んでいるブリティッシュコロンビア州(BC州)での体験です。ほかの州では金額や受け取り方法が異なる場合があるのでご注意ください。
コストコの薬局がおすすめの理由
処方箋薬は自己負担
BC州のMSP(Medical Services Plan)を持っている方は基本的な診察は無料ですが、処方箋薬はカバーされません。つまり、薬代は自己負担とります。
調剤料が安い
カナダには様々な調剤薬局(Pharmacy)がありますが、同じ処方箋でも薬局によって支払う金額が異なることをご存知でしょうか?これは各薬局が設定する「調剤料」が異なるためです。
薬代+調剤料(薬局により異なる)=支払う金額
コストコ薬局は他の薬局に比べて、調剤料が安いのです。
調剤料(Dispensing fee)
Walmart、Shoppers、Raxallなどの大手チェーン:約10ドル
コストコの薬局:約5ドル
実際に私が同じ薬の処方箋をShoppersとCostcoに持っていったところ、合計額に約8ドルもの差がありました。(用意されているメーカーが違ったのもあるかも?)長期的に薬が必要な方にとっては特に、この差は大きいです。
コストコ会員カードは必要なし!
これは私も利用する前は知らなかったのですが、コストコの薬局のみを利用する場合は、コストコの会員カード(メンバーシップ登録)がなくても入店できます!
CostcoのWEBサイトにも以下のように「薬局利用はメンバーじゃなくてもOK」と記載があります。
You don’t need to be a Costco member to purchase Costco Pharmacy prescriptions online or at our warehouses. Our Pharmacy counter will accept several different forms of payment, including cash, debit/ATM cards, Costco Shop Cards, and Visa®.
実際の流れ:私のコストコ薬局利用体験
ここでは、実際に私がどのようにコストコ薬局を利用したのかを時系列で説明します。
①クリニックで診察
バーチャルクリニックで診察を受け、診察終了後に医師からコストコ薬局へ処方箋をFAX送付。(診察のWEB予約時に、事前に受け取り先の薬局にコストコを登録していました!)
※対面のwalk-inクリニック受診の場合、診察後に紙の処方箋を渡されます。
②コストコ薬局で受付
コストコのエントランススタッフに「薬局だけ利用したい」と言って入店。
使ったフレーズ:“I want to use the pharmacy, may I come in?”
ドロップオフ窓口に5分ほど並ぶ。(最初、直接ピックアップ窓口に行ったところ、最初はドロップオフ窓口で受付をする必要があると案内されました。)
ドロップオフ窓口で、IDを提示するように言われるのでMSPカードを提示。名前、生年月日、アレルギー情報などを聞かれるので答える。
受け取り可能時間を伝えられる。(平日の15時頃の訪問で、受け取り可能日時は翌日の14時頃と案内されました。)
一般の退店口から退店。(買い物をした人達は退店時にレシートを見せてますが、何も買ってないのでそのまま通り抜けられます。薬局のレシートは見せる必要ありません。)
③薬の受け取り(2日目)
翌日、再びコストコに会員カードなしで入店。
Pick up 窓口に約15分ほど並び、名前、生年月日を伝えて薬を受け取り。
薬の説明をされ、お会計を済ませて終了(会計時にコストコカードの番号を聞かれましたが、「I don’t have a membership card.」と伝えると問題なく処理してくれました)
払った金額
私の場合、クリンダマイシン(炎症型ニキビ向けの塗り薬)で約45ドル(約4600円)でした。
ポイント:初めて利用する際の注意点
FAXで処方箋が送られていても、まずはドロップオフ窓口で受け付けが必要。
受付や薬の準備に1日かかることもあるので、余裕を持って訪問しましょう。
薬局窓口の仕組み
カナダの薬局は、「ドロップオフ(Drop-off)」と「ピックアップ(Pick-up)」の2つの窓口に分かれていることが一般的です。
ドロップオフ:新しい処方箋を出す際や初めて利用する場合に並ぶ窓口
ピックアップ:準備ができた薬を受け取る窓口
平日の夕方はピックアップ窓口に行列ができていることも珍しくありません。可能であれば平日の午前中など、比較的空いている時間帯を選ぶと良いです。
薬局で使える簡単な英語フレーズ
薬局でのコミュニケーションに役立つ英語フレーズをご紹介します!
英語に自信がない方も、これらの基本フレーズを覚えておけば安心です。
入店時
“I want to use the pharmacy, may I come in?”
(薬局を利用したいのですが、入ってもいいですか?)
ドロップオフ窓口
“I’d like to drop off my prescription.”
(処方箋を出したいです)“My doctor sent the prescription by fax. My name is XXXX.”
(医師がFAXで処方箋を送りました。私の名前はXXXX[あなたの名前]です)“When will it be ready?”
(いつ準備できますか?)
ピックアップ窓口
“I’m here to pick up my prescription.”
(処方薬を受け取りに来ました)“I don’t have a membership card.”
(会員カードを持っていません)“Could you explain how to take this medication?”
(この薬の飲み方を説明していただけますか?)
支払い
“Can I pay by credit card/cash?”
(クレジットカード/現金で支払えますか?)“Do you need my Costco membership number? I don’t have one.”
(コストコ会員番号が必要ですか?持っていません)“Can I get a receipt for insurance?”
(保険用の領収書をもらえますか?)
処方箋薬の費用と海外保険について
海外旅行保険での対応
海外旅行保険に加入している場合は、処方箋薬のコストを請求できる可能性があります。私はAllianz Insuranceのビジター保険に加入していましたが、「急な肌荒れに対処するためのニキビの塗り薬」であれば補償対象になるという回答を得ました。
保険会社にクレームを出す際は、以下の書類を準備しておくと良いでしょう:
処方箋のコピー
薬局からのレシート
医師の診断書(場合によって)
おまけ:コストコのホットドッグ
薬を受け取りに行ったついでに、コストコのフードコートで有名な1.5ドルのホットドッグ(ドリンク付き)も一緒に楽しんでください!
こちらも会員カードなしでいつでも利用できます。
まとめ
カナダで留学生やワーホリとして生活している皆さん、処方箋薬が必要になったら、コストコ薬局の利用を検討してみてください。
また、海外旅行保険やクレカ保険に加入している方は、処方箋薬のコストを請求できる可能性を忘れずに。少しでも医療費を抑えるためのヒントになれば嬉しいです。
カナダでの生活、特に医療関連は日本と大きく違い慣れないことも多いと思いますが、この記事が少しでもお役に立てれば幸いです!
これはあくまで私の経験に基づく情報です。薬局の方針や価格は変更される可能性もあるので、最新情報を確認することをおすすめします


